風俗店の経営で、媒体の掲載費は最大の固定費の一つです。シティヘブン、デリヘルタウン、バニラ、駅ちか、風俗じゃぱん、口コミ風俗情報局——名前は知っていても、それぞれ何が違って、自分の店にはどれが合っているのか、正確に把握しているオーナーは意外と少ない。

「とりあえず全部に載せておけば安心」と考えて月の媒体費が100万円を超えている店舗もあれば、逆に「うちは1媒体で十分」と決めつけて取りこぼしている店舗もあります。

この記事では、風俗業界の主要な広告媒体を1つずつ、忖度なしで比較します。「どの媒体にいくら払って、何が得られるのか」——これが分かれば、媒体費の最適化だけで年間数十万〜数百万円の差が生まれます。

この記事の内容

  1. 集客媒体と求人媒体は「別の世界」
  2. シティヘブン——これがなきゃ始まらない
  3. デリヘルタウン——「デリヘル」なら最強格
  4. 駅ちか風俗ランキング——地方とニッチエリアの覇者
  5. 口コミ風俗情報局——読めるようになったら村の仲間入り
  6. 風俗じゃぱん——「The風俗の街」で戦える弟分
  7. バニラ(求人)——キャストが来なければ売上は立たない
  8. ガールズヘブン(求人)——シティヘブン連携のpay to win
  9. 業態別・エリア別 媒体の選び方
  10. 費用対効果の測り方——「なんとなく」を数字に変える
  11. まとめ

集客媒体と求人媒体は「別の世界」

この記事では、前半で集客媒体(シティヘブン・デリヘルタウン・駅ちか・口コミ風俗情報局・風俗じゃぱん)を、後半で求人媒体(バニラ・ガールズヘブン)をまとめて比較しています。集客と求人では選び方もお金のかけ方も全然違うので、分けて整理しました。

後半の求人パートも飛ばさずに読んでください。集客がうまくいっても、キャストが集まらなければ売上は立たない——これはすべての風俗店に共通する現実です。

風俗広告媒体 完全比較マップ

シティヘブン——これがなきゃ始まらない

風俗の集客媒体で、シティヘブンは別格です。王者。最強。これがなければ風俗店として始まらない。特に全国のソープランド・デリヘル・ホテルヘルスにおいて、シティヘブンに載っていない店は「存在していない」のと同じです。

なぜシティヘブンが最強なのか。 月間16億PV、月間訪問者数2,800万人。この数字が全てを物語っています。お客さんが風俗を探す時、まずシティヘブンを開く。この導線が完全に定着しています。

集客だけじゃなく「店舗運営の基盤」になっている。 写メ日記(キャストの日記投稿)、オキニトーク(お客さんとのコミュニケーション機能)、ネット予約、顧客管理まで——シティヘブンは単なる広告掲載サイトではなく、店舗運営のプラットフォームとして機能しています。他の媒体は「広告を出す場所」ですが、シティヘブンは「お店を運営する場所」。この差は大きい。

掲載料金と掲載プラン。 エリアによって運営会社が異なるため料金には地域差がありますが、首都圏の目安としてはおためしプランで月10万円〜、レギュラーで月20万円〜、レギュラー+で月50万円〜、スペシャルで月60万円〜。高いプランほどランキングの初期スコアが上がり上位に表示されやすくなりますが、同じプランの店舗同士では写メ日記の投稿頻度・出勤数・口コミ件数といった「毎日の運用」が順位を決めます。お金を払うだけでは上位は維持できません。

シティヘブンのランキング攻略については、こちらの記事で詳しく解説しています。 → シティヘブンの順位を上げる方法【出勤数・日記投稿・口コミの影響を解説】

デリヘルタウン——「デリヘル」なら最強格

デリヘルタウンは、その名の通りデリヘルに特化した媒体です。ソープランドやホテルヘルスの掲載もありますが、サイトの強みは圧倒的に「デリヘル」。

「エリア名 デリヘル」の検索で強い。 Googleで「○○ デリヘル」と検索した時に、シティヘブンと並んで上位に出てくるのがデリヘルタウンです。特にソープランドや箱ヘルスが存在しないエリアでは、デリヘルが風俗の主力業態になるため、デリヘルタウンの存在感が一気に増します。

ソープや箱ヘルがないエリアでは無類の強さ。 たとえば、ソープランドが営業していないエリアでは「風俗 = デリヘル」になります。そうしたエリアではデリヘルタウンが事実上のメイン媒体になることもあります。

掲載プランによって差がありますが、シティヘブンと比べると全体的に料金は抑えめ。ただしエリアによっては上位プランの店舗が少なく、中位プランでもそこそこの順位で戦えるケースがあります。一方で、上位プランの競合がひしめくエリアでは、安いプランだと埋もれます。

エリアの状況を見て判断するのが大事。手放しで「安くてお得」とは言い切れない媒体です。

駅ちか風俗ランキング——地方とニッチエリアの覇者

駅ちか風俗ランキングは、名前の通り「駅名」を軸にした風俗検索サイトです。

この媒体の真価が発揮されるのは、地方やニッチなエリア。 ソープランドも箱ヘルスもデリヘルも少ないような、風俗店の絶対数が少ないエリアで検索すると、駅ちかが1位に出てくることが多い。大手媒体がカバーしきれない空白地帯で強いのが特徴です。

逆に言うと、東京・大阪・名古屋のような大都市圏では、シティヘブンやデリヘルタウンの圧倒的な存在感の前にやや霞みます。

掲載を検討すべきオーナー: 地方エリアで営業している店舗、または都市近郊のベッドタウンなどで周辺に風俗店が少ないエリアの店舗。逆に激戦区の都市部では優先度は低め。

口コミ風俗情報局——読めるようになったら村の仲間入り

口コミ風俗情報局は、名前の通り口コミに特化した媒体です。風俗の口コミサイトとしては老舗中の老舗で、根強いコアファンを持っています。

ヘビーユーザーがとにかく多い。 風俗を日常的に利用する層——いわゆる「玄人」が集まる場所です。一見さんや初心者が気軽に使うサイトではありません。その分、ここで高評価を得ている店舗は「本当に良い店」としてコアな客層から支持されます。

口コミの独特な文化。 口コミ風俗情報局の口コミは、一般の人にはとにかく読みづらい。独自の略語、隠語、暗号のような表現が飛び交っていて、初めて見た人は何が書いてあるのか分かりません。読めるようになったら村の仲間入り——そういうコミュニティです。

これは裏を返すと、このサイトで口コミを書いている人たちは相当なリピーターであり、一人あたりの来店回数が多いということ。数は少なくても客単価の高い「上客」を掴める可能性がある媒体です。

ランキングはガチ。 口コミ風俗情報局のランキングは、口コミの質と量に強く依存しており、お金だけで上位を買うのは難しい。その分、ランキング上位の店舗への信頼度は高い。ただし、掲載プランの影響がゼロというわけでもないので、ある程度の掲載費は必要です。

注意点: 口コミ風俗情報局は、ユーザーコミュニティの色が非常に強い。自店を「口コミ風俗情報局のオフィシャル店」として全面的に推すのは諸刃の剣。あくまで「他の媒体で集客しつつ、口コミ風俗情報局でコアファンを育てる」くらいのバランスが良いです。

💡 媒体ごとのデータ、毎日追跡できていますか?

シティヘブンのランキング、出勤数、写メ日記数——媒体の運用データを毎日手動でチェックするのは大変です。Rankalなら、自店と競合店の媒体データを毎日自動で収集し、ダッシュボードで比較できます。

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風俗じゃぱん——「The風俗の街」で戦える弟分

風俗じゃぱんは、シティヘブンの弟的な存在。基本的な機能(店舗ページ・写メ日記・ランキング等)はシティヘブンと似ていますが、ポジショニングが少し違います。

「The風俗の街」で強い。 中州、梅田、新宿、すすきの——昔ながらの繁華街・風俗街として知られるエリアでは、風俗じゃぱんが存在感を持っています。特にソープランドや箱ヘルスが多い「ガチの風俗街」との相性が良い。

最大の魅力は料金。 シティヘブンのスペシャルプランが月60万円〜の世界に対して、風俗じゃぱんは最上位プランでも10数万円で勝負できます。コスパだけで見れば圧倒的に良い。

ただし、この媒体は完全にpay to win。 掲載プランこそが正義。お金をかけたプランが上に出る。シティヘブンのように「運用(日記投稿等)で逆転」という余地は少ない。プランの力がものを言います。

ハマらないエリアではとことんダメ。 風俗じゃぱんが強いのは一部の繁華街に限られます。それ以外のエリアでは掲載してもほとんどアクセスが来ない、ということが実際にあります。用法容量を守って使ってください——自店のエリアで風俗じゃぱんがどれくらい見られているか、事前にリサーチしてから掲載を判断しましょう。

バニラ(求人)——キャストが来なければ売上は立たない

ここからは求人媒体の話です。集客媒体とは完全に別の世界。

風俗店のオーナーなら分かると思いますが、本当に大変なのは集客じゃなくて求人です。 お客さんはお金をかければある程度呼べる。でもキャストが集まらなければ、出勤表がスカスカになり、予約を取れず、売上が立たない。

バニラは風俗求人の最大手。 風俗で働きたい女性が最初に見るサイトがバニラです。応募数でいえば業界No.1。求人媒体の中でも圧倒的な知名度とアクセス数を持っています。

「店長ブログ」の更新が命。 バニラでの求人効果を最大化するカギは、店長ブログの定期更新です。求職者は「この店で本当に大丈夫か」を判断するために、店長ブログを読みます。店の雰囲気、働き方の実態、スタッフの人柄——これらが伝わるブログを書いている店舗は応募率が高い。

逆に、ページだけ作って放置している店舗は、どんなに高い掲載プランを契約しても効果が薄い。ブログの更新頻度がそのまま求人力に直結します。

バニラでの求人がうまくいかない場合は、ブログの内容と更新頻度を見直してみてください。「他の店と何が違うのか」「うちで働くメリットは何か」を具体的に書くことが大事です。これもChatGPTに下書きを頼める作業です。

ガールズヘブン(求人)——シティヘブン連携のpay to win

ガールズヘブンは、シティヘブンを運営する会社が展開する求人媒体です。

シティヘブンとの親和性が最大の売り。 シティヘブンの店舗ページから「ここで働きたい」というリンクでガールズヘブンに飛ぶ導線があるため、集客用にシティヘブンを使っている店舗なら、ガールズヘブンとの連携効果が期待できます。

ただし、この媒体はpay to winを体現している。 掲載プランが全てです。風俗業界らしいと言えばらしいですが、お金をかけないと目立てない。バニラのように「店長ブログで差別化」という要素は薄く、掲載プランの力がストレートに順位に反映されます。

バニラとガールズヘブン、どちらに注力すべきか。 予算が限られている場合、まずバニラに集中する方が良いです。バニラの方が求職者の母数が多く、ブログ更新で差別化できる余地があるため、コスパが良い。ガールズヘブンは、シティヘブンで集客をしっかり回している店舗が「求人も連携させたい」時に追加する媒体、という位置づけです。

業態別・エリア別 媒体の選び方

「結局、うちの店にはどれが必要なの?」——ここが一番知りたいところですよね。業態とエリアで推奨が変わります。

デリヘルの場合: シティヘブンは必須。加えて、デリヘルタウンは業態との相性が良いので積極的に検討。ソープや箱ヘルがないエリアならデリヘルタウンの優先度はさらに上がります。地方なら駅ちかも有効。求人はバニラ。

ソープランドの場合: シティヘブンが最重要。川崎・吉原・雄琴・福原など「The風俗の街」なら風俗じゃぱんも効果あり。口コミ風俗情報局でコアファンを育てる戦略も有効。求人はバニラ+ガールズヘブン。

ホテルヘルス・箱ヘルスの場合: シティヘブン必須。エリアの状況によってデリヘルタウンか風俗じゃぱんを追加。

都市部(東京・大阪・名古屋等)の場合: シティヘブン + エリアに合った追加媒体1〜2個。競合が多いので、掲載するだけでなく運用(写メ日記・口コミ)に力を入れないと埋もれます。

地方の場合: シティヘブン + 駅ちか。競合が少ないため、中位プランでも十分に効果が出るケースがあります。

📌 このセクションのまとめ

「とりあえず全部に載せる」は最悪手。自分の業態とエリアに合った媒体を2〜3個に絞り、それぞれにしっかり運用リソースを割く。載せているだけの媒体は今すぐ費用対効果を見直す。

業態×媒体 おすすめ早見表

費用対効果の測り方——「なんとなく」を数字に変える

媒体を選んだら、次に大事なのは「本当に効果が出ているか」を数字で確認することです。

計算はシンプル。 「その媒体からの売上 ÷ 掲載費用」。これだけ。予約の電話を受ける時に「何を見てお電話いただきましたか?」と聞くルールを作る。1ヶ月続ければ、どの媒体がお客さんを連れてきているか、ざっくりとした数字が見えてきます。

もう1つ追跡すべきデータがある。 媒体のランキング推移と、自店の運用データ(出勤数・写メ日記数・口コミ数)の変化。ランキングが上がった月は売上も上がったか?写メ日記を増やした週はアクセスが増えたか?こういう因果関係が見えるようになると、「何にお金と時間をかけるべきか」が分かります。

ただし、これらのデータを毎日手動で記録するのは現実的じゃない。シティヘブンのランキングを毎日メモし、競合の出勤数を数え、自店のアクセス数をチェックし……この作業だけで1日30分は消えます。

Rankalは、まさにこの問題を解決するために作りました。 シティヘブンのランキング・出勤数・写メ日記数・口コミ数を毎日自動で収集。競合店のデータも自動取得。Google・Yahooの検索順位も毎日記録。全部1つのダッシュボードで見られます。

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まとめ

風俗店の広告媒体選びは「とりあえず全部に載せる」でも「安いところ1つだけ」でもない。自分の業態とエリアを理解して、効くところに集中投資する——これが正解です。

集客媒体ではシティヘブンが大前提。その上で、デリヘルならデリヘルタウン、地方なら駅ちか、繁華街なら風俗じゃぱん、コアファン狙いなら口コミ風俗情報局を組み合わせる。

求人媒体は、まずバニラの店長ブログを真剣に更新する。シティヘブンを使っているならガールズヘブンを追加。そして忘れてはいけないのは、どんなに集客がうまくいっても、キャストが集まらなければ売上は立たないということ。

最後に、載せている媒体の費用対効果は必ず数字で追う。「なんとなく効いてる気がする」は経営判断じゃない。データを見て、効いてるものに集中し、効いてないものを切る。この判断ができるかどうかで、年間の利益が数百万円変わります。